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充活動とダイエットと言いたいこと…

日産で起きた事件をフランス革命に例えてみた

連日、日産関連のニュースをベースに気持ち吐き出し記事を書いています。

本日、午前中に配信されていた記事です。

headlines.yahoo.co.jp

本日(11/22)午後、臨時取締役会が開催されますね。ルノー出身の取締役はゴーンさん、ケリーさんの解任を認めないのでは、という記事もチラホラ。ルノーは自社の会長解任を否認しましたし、フランス政府が最大の出資者ですから、民間企業のように自分たちの考えだけでは動けないんですよね。(まぁアライアンスがある時点で日産も同じような感じですが)フランス政府およびルノーとしては、日産の技術や売上を欲しいままにできていたのは、息のかかったゴーンさんが日産の役職に着いていたわけなので、そりゃ、色々見なかったことにしたいだろうなと思います。

外国人のしたたかさって、こういう所なんだろうと改めて思いました(感情論)。

フランス革命に例えると、まさにブルボン朝絶対王政(フランス政府、ルノー、ゴーンさん)を倒すブルジョワ革命なわけですよ。革命前の体制「アンシャン・レジーム*」なんて、まさにゴーンさん始め一部の外国人役員(+管理職)と日本人従業員の関係じゃないですか!

*旧体制の意味。階級社会で2%の特権階級の贅沢な生活を支えるために、98%の平民は働き続けなければいけなかった

日本人はどちらかというと海外で罪を犯した日本人にはとても厳しいと思います。日本人の他人(他国)に迷惑をかけない、その国の法律を尊重するという気持ちが働くのですが、フランスでは日本の逮捕報道に異論反論が出ていたり、刑事手続きなどを批判するような報道もあるようです。


ですから、フランス革命になぞらえて、説明して差し上げたらどうでしょう、と思いました。

「L'interieur de NISSAN ressemblait presque a un ancien regime.」

(「日産社内はまるでアンシャン・レジームのようだった!」をGoogle翻訳にかけただけですw)

配役としては、今回、ゴーンさんと一緒に逮捕されたグレッグ・ケリーさんがマリー・アントワネットでしょうか。革命のきっかけとなったジャック・ネッケルは日本人従業員からも人気あり、「日産最後の良心」と呼ばれていた、志賀 前COO(2014年11月でCOOを退任。目標未達の責任、がその理由だったが、それであれば、CEOのゴーンさんが退任するのが筋だった。日産社内にもこの役員人事に疑問を抱く人が大勢いた)。果たして、西川社長はマクシミリアン・ロベスピエールなのか、ナポレオン・ボナパルトなのか・・・。(個人的にはどっちもどっちな感じがしますが)

さしずめ、バスティーユ牢獄襲撃は地検特捜部への内部告発か?(ちょっと違うか・・・)そして、羽田空港東京地検特捜部がゴーンさんを連行したのはヴェルサイユ行進でしょうかね(違)。ヴァレンヌ事件は起きるのか、そして王の処刑は行われるのか。

 

ブルジョワジープロレタリアートの対決。(時代違う)

 

念のため、記載しておきますが、フランス国家に対して悪感情はまったくありません。美食の国と言うほどご飯が美味しくなかったくらいで。家族がフランスに住んでいたこともありますし、その関係でフランスに行ったこともありますから。

というわけで、まだまだこの先も日産から目が離せません。(もちろん一株主として)

このあと発表されるであろう、臨時取締役会の決定内容を首を長くして待っています。